ないのか?
それとも、いつもの都合が悪くなると黙るあれか?
「あ、ないですか?」
と言って、話を終わらせようと思ったのだが、基は、
「ないこともないこともない」
と言い出す。
あるんだな……。
「それはなんですか?」
とあやめは訊いてみる。
「わからないのか、当ててみろ」
と、言われても、この人に自分で叶えられないことなんかあるのかな?
そう思いながらも、あやめは言ってみた。
「明日、晴れにしたいとか?」
さすがの専務も天気は変えられないだろうと思って言ってみたのだが、基は、
「待て。
それが俺のたったひとつの願いだとして、お前は叶えられるのか?」
……そういえば、そうですね、とあやめは悩み、
「き、気象庁に従兄がいるんですが」
と苦し紛れに言ってみた。
「気象庁、天気を変えるところじゃないからな」
「……そうでしたね」
それとも、いつもの都合が悪くなると黙るあれか?
「あ、ないですか?」
と言って、話を終わらせようと思ったのだが、基は、
「ないこともないこともない」
と言い出す。
あるんだな……。
「それはなんですか?」
とあやめは訊いてみる。
「わからないのか、当ててみろ」
と、言われても、この人に自分で叶えられないことなんかあるのかな?
そう思いながらも、あやめは言ってみた。
「明日、晴れにしたいとか?」
さすがの専務も天気は変えられないだろうと思って言ってみたのだが、基は、
「待て。
それが俺のたったひとつの願いだとして、お前は叶えられるのか?」
……そういえば、そうですね、とあやめは悩み、
「き、気象庁に従兄がいるんですが」
と苦し紛れに言ってみた。
「気象庁、天気を変えるところじゃないからな」
「……そうでしたね」



