「っていうか、特に専務に近づいた覚えはなかったんですが。
そうだ。
私、調べてみましょうか」
とあやめは言った。
「せっかく、いいタイミングで、専務の秘書室に入ったので」
そう言ってみたのだが、
「余計なことはしなくていい」
と基は言う。
「っていうか、お前が俺の願いを叶えてくれてどうする」
「でも、私もお世話になってるばかりでは心苦しいですし。
あっ、そうだ。
じゃあ、私も100個専務の願いを叶えてあげましょうか?」
と言って、あやめは笑った。
「……100個も願いなんてない。
大抵のことは、自分でなんとかできる」
いや、私もない願いごとを勝手に次々とあなた方に叶えられてるんですけどね、と思いながらも、あやめは訊いてみた。
「そうですか。
では、専務が自分では叶えられない願いごとはなんですか?」
基は沈黙した。
そうだ。
私、調べてみましょうか」
とあやめは言った。
「せっかく、いいタイミングで、専務の秘書室に入ったので」
そう言ってみたのだが、
「余計なことはしなくていい」
と基は言う。
「っていうか、お前が俺の願いを叶えてくれてどうする」
「でも、私もお世話になってるばかりでは心苦しいですし。
あっ、そうだ。
じゃあ、私も100個専務の願いを叶えてあげましょうか?」
と言って、あやめは笑った。
「……100個も願いなんてない。
大抵のことは、自分でなんとかできる」
いや、私もない願いごとを勝手に次々とあなた方に叶えられてるんですけどね、と思いながらも、あやめは訊いてみた。
「そうですか。
では、専務が自分では叶えられない願いごとはなんですか?」
基は沈黙した。



