100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 今、席には居ない、専務の秘書室で一番年配のおじさん、佐倉。

 この人は現役バリバリだった頃の会長についてた人で、産業スパイどころか、若くして専務になった基の指南役だ。

 他のメンバーは、浜波。

 そして、内藤。

 それに、新しく入ったあやめだ。

 んー、と考えた浜波は、
「じゃあ、産業スパイは、あんたか、あんたね」
と内藤とあやめを指差した。

「待った待った待ったーっ」
と二人は立ち上がる。

「この話持ってきたの、俺ですよっ」
「私なんて、今来たところですよっ」