『そんな風にできるなんて、偉いですねー、専務』
偉く上からだな……。
『すごいですねー、専務』
子どもを褒めているみたいだな……。
うーん。
どれも上司に言うのには、適切でない。
何故、こんな口調になってしまうのだろうな、とあやめは考える。
あの、雪山で身を寄せ合っていたときに見せた専務の表情のせいなのか。
とりあえず、此処に呼んでくれたことも含め、すべての感謝の気持ちを詰め込んで、
「……ありがとうございます」
と言ってみた。
基はこちらを見ずに、うん、とだけ言う。
偉く上からだな……。
『すごいですねー、専務』
子どもを褒めているみたいだな……。
うーん。
どれも上司に言うのには、適切でない。
何故、こんな口調になってしまうのだろうな、とあやめは考える。
あの、雪山で身を寄せ合っていたときに見せた専務の表情のせいなのか。
とりあえず、此処に呼んでくれたことも含め、すべての感謝の気持ちを詰め込んで、
「……ありがとうございます」
と言ってみた。
基はこちらを見ずに、うん、とだけ言う。



