あやめは、高倉の淹れてくれた香り高い紅茶を飲みながら、
『神室によろしく』
と朔馬が言っていたことを伝えるべきかどうか、悩む。
余計な嵐を呼んできそうな気がしたからだ。
そのとき、ふいに基が訊いてきた。
「ところで、お前の実家、何処なんだ?」
「えっ?
えーと……海があって……山があるとこです」
「日本の大部分がそうじゃないか?」
と基が言ったとき、
「あやめ様、そろそろお風呂にでも入られては。
外はお寒かったでしょう」
と高倉が口を出してきた。
「あっ、そうですね。
では、ちょっと失礼して」
とそそくさとあやめはリビングを後にする。
『神室によろしく』
と朔馬が言っていたことを伝えるべきかどうか、悩む。
余計な嵐を呼んできそうな気がしたからだ。
そのとき、ふいに基が訊いてきた。
「ところで、お前の実家、何処なんだ?」
「えっ?
えーと……海があって……山があるとこです」
「日本の大部分がそうじゃないか?」
と基が言ったとき、
「あやめ様、そろそろお風呂にでも入られては。
外はお寒かったでしょう」
と高倉が口を出してきた。
「あっ、そうですね。
では、ちょっと失礼して」
とそそくさとあやめはリビングを後にする。



