100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

「待て。
 元気なんじゃない? っておかしいだろうが。

 あいつ、お前んところの専務だろ?」

「あっ、そうだったんだー?」

「いや、そうだったんだっておかしいだろーっ。
 お前、秘書室にいるんだろ。

 なんで自分のところの役員を知らないっ。

 さては、なにかあったな?
 吐けっ」
と朔馬は、車にあった消臭スプレーをこちらに向けてくる。

「ひーっ、やめてよっ、朔ちゃんっ。
 信号、赤、赤、赤っ」
とあやめが叫んでいるころ、基は会食に出ていた。