100-3は? ~なにもかも秘密な関係~

 ……そんなもの流れたら、仕事の疲れにより、寝ます、と思っていると、高倉は一度奥に入り、
「はい」
とスマホスタンドを持ってきた。

 そこに既に動画が流れているスマホを置いてくれる。

「私が見ていた続きですが。
 騒がしくていいかと」

「あ、ありがとうございます」
と言うあやめの目の前で、恐竜に人が食われていた。

 ぐあああああっとすごい悲鳴が響き渡る。

 あの、確かに、食堂の静けさは一気に吹き飛びましたが。

 代わりに、恐怖に包まれているのですが……。

 ああ……人が食われている、と思いながら、あやめは、なんとかデザートまで食べた。