「あんた、今朝、専務にエレベーター譲ってもらったんだって?
これをチャンスと思って、今朝はありがとうございましたーっとかって、声かけに行けばいいのに」
あやめは、
「いや……、あの人、婚約者いるんですよね?
っていうか、あんな人に近づいても緊張するだけですよ」
と珈琲を飲み干し、立ち上がる。
「まあ、雲の上の人だしね~」
と郁花は基の方を振り返りながら言っていた。
これをチャンスと思って、今朝はありがとうございましたーっとかって、声かけに行けばいいのに」
あやめは、
「いや……、あの人、婚約者いるんですよね?
っていうか、あんな人に近づいても緊張するだけですよ」
と珈琲を飲み干し、立ち上がる。
「まあ、雲の上の人だしね~」
と郁花は基の方を振り返りながら言っていた。



