「おーい海莉!起きろよ」 あー、誰かが私を起こしてる。 でもムリ、起きれない。 もうちょっと寝かせてほしい。 「起きねーと襲うぞ」 その一言でパチっと目があいた。 「え?柊?」 「おまえ、今何時だと思ってんだよ。遅刻するぞ?」 時計を見ると本当に結構ヤバい時間で。 「うそでしょー!?」 それから急いで支度をして家を出た。