【短】舞散れ、冬の香り。




この、冬に流れる、あの人との香り。


雲一つない空に、舞い散れ…想いと共に。




私は、新しい香りをまとって、凛々しく前を向く。

隣に誰よりも愛おしいパートナーを置いて…。


告白とプロポーズが一緒くたになってはいたけれど、彼の想いはどんなモノよりも温かく、優しさの塊だったから。


堕ちていく。

堕ちていく。


彼の愛の坩堝に向かって。



これからずっと、永久へと続く景色の中へ…。


Fin.