愛は惜しみなく与う③

1番に反応したのは泉

「お、俺ですかね」

と控えめに手を上げた

いやいや、面白すぎません?!杏の事好きだと挙手制ですかね?


すると慧もキョロキョロしたのち、「俺も…」とニコっと笑って手を上げた


そして響が…



「俺も!杏は大好きだぞ!」



と元気よく手をあげたが、多分好きの種類が違う。それは志木さんも分かっているのか、クスッと笑った


「杏様は優しいですか?」

「うん!すげぇ優しい!志木の兄ちゃんが大事にする気持ち、俺もわかるよ」

「……ありがとうございます。杏様も貴方のことはとても大切に思ってるようでした」


それを聞いて響は、ぴょんぴょん跳ねて喜んでいた。
志木さんは杏と同じく、響には甘いようですね



そして志木さんの目線は朔に行く



「あなたは、杏様に好意を寄せているように見えますが、違うんですか?」

「なんで、てめぇに言わなきゃいけねーんだよ」


朔は怒ってリビングから出ようとする。
帰ってきた時から、既に志木さんと仲が悪いような感じはしていましたが…