愛は惜しみなく与う③

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「さて、杏様もいなくなったので、少しお話ししましょうか」


まぁまた…何かひと荒れしそうな人が登場しましたね。

昨晩、ほぼ寝ている杏と朔の後ろから、泉と志木さんが家に帰ってきた。

泉から聞いていたけど、まさか本当に会うことになるとは思いませんでしたね。


あの話題の杏の執事は、想像していたよりも、端正な顔立ちで、すらっとした背。
ピシッとスーツを着こなしている姿は、男から見てもカッコいいと思いました。

ご丁寧に玄関で挨拶が始まったので、とりあえず中に入ってもらう。

といっても、ここは杏の家なんですが…


当の本人は眠い眠いと言い、ふらふらと部屋に入っていった。


ここは貴方が志木さんをしっかり紹介するところでしょう…

朔も風呂と呟いて、風呂に入り、そのままリビングに来ずに寝床へ…



「なんかすみません、自由で」



リビングには、私も泉と慧と響が。志木さんは座っててくれと言っても座らずにずっと立っている


困ったなぁ


どう言う扱いが正しいのか、わかりませんね