「行きたいところ、決まった?」
幸人くんの言葉に私はうなずく。
「高校のそばまで行きたい」
「……電車に乗ることになるけれど、大丈夫?」
「頑張りたい!」
幸人くんはうなずいて、
「わかった」
と歩き出した。
私も1歩、また1歩と足を踏み出す。
過去に何度も歩いてきた道だけれど、今の私にとっては知らない道みたいに感じる。
足がフラつく。
太陽が妙にまぶしい。
それでも駅までの道を進んで行く。
駅に続く大通りを歩いていると、同年代に見える女の子が歩いているのが見えた。
体が無意識に強張る。
大丈夫、と心の中で呟く。
大丈夫。
私なら大丈夫……。
呪文のように繰り返して、自分に言い聞かせた。
幸人くんの言葉に私はうなずく。
「高校のそばまで行きたい」
「……電車に乗ることになるけれど、大丈夫?」
「頑張りたい!」
幸人くんはうなずいて、
「わかった」
と歩き出した。
私も1歩、また1歩と足を踏み出す。
過去に何度も歩いてきた道だけれど、今の私にとっては知らない道みたいに感じる。
足がフラつく。
太陽が妙にまぶしい。
それでも駅までの道を進んで行く。
駅に続く大通りを歩いていると、同年代に見える女の子が歩いているのが見えた。
体が無意識に強張る。
大丈夫、と心の中で呟く。
大丈夫。
私なら大丈夫……。
呪文のように繰り返して、自分に言い聞かせた。



