週末はすぐにやってきた。
午後1時。
公園の前で待ち合わせ。
私は紺色の生地に白いドットの模様のシャツワンピースに黒いレギンスを合わせて、スニーカーを履いてきた。
頭にはいつも被っている黒いキャップ。
髪は低い位置でお団子にした。
両手が自由になるように灰色のショルダーをななめに掛けている。
待ち合わせの場所に着くと、もう幸人くんがきていた。
「ヨッ」
片手をあげて、幸人くんが笑顔になる。
幸人くんは白いTシャツに黒い薄手のカーディガン、淡い色のダメージジーンズを履いていた。
「制服じゃないね」
素直な感想がポロッと口から出る。
「休みの日に制服は着ないから」
幸人くんはあははっと笑った。



