「そんなことないよ」
笑顔で答えて、部屋に戻る。
本当のことを言うと体重は減ってきている。
あまり食べられないし、夜もぐっすり眠ることが出来ない。
薄暗い部屋の中でうずくまる。
このままでいいわけない。
そう思っているけれど、怖い。
怖くて何も出来ない。
夕方。
インターホンが鳴った。
私の体が固まる。
「こんにちは」
一階から幸人くんの声が聞こえた。
「葵ちゃん、横峯くんがきてくれたよー!」
「……あ、いいです。葵……、葵さんにこれ、渡しておいてもらえませんか?」
「ごめんなさいね、いつもいつも本当にありがとう」
玄関のドアが開いて、また閉まる音。
私はこっそりカーテンを開けて、家の前の通りに目をやる。
高校の制服を着た、男の子の後ろ姿が見えた。
笑顔で答えて、部屋に戻る。
本当のことを言うと体重は減ってきている。
あまり食べられないし、夜もぐっすり眠ることが出来ない。
薄暗い部屋の中でうずくまる。
このままでいいわけない。
そう思っているけれど、怖い。
怖くて何も出来ない。
夕方。
インターホンが鳴った。
私の体が固まる。
「こんにちは」
一階から幸人くんの声が聞こえた。
「葵ちゃん、横峯くんがきてくれたよー!」
「……あ、いいです。葵……、葵さんにこれ、渡しておいてもらえませんか?」
「ごめんなさいね、いつもいつも本当にありがとう」
玄関のドアが開いて、また閉まる音。
私はこっそりカーテンを開けて、家の前の通りに目をやる。
高校の制服を着た、男の子の後ろ姿が見えた。



