「あんまり良い夢じゃなかったからかな」
「どんな夢見てたの?」
「メリーゴーランドの夢」
私は夢の内容を話し出した。
「それって、なんか寂しい夢だな」
幸人くんは遠慮がちに呟く。
「不登校の頃みたいだなって、夢の中で思ってた。ずっと家の中で毎日毎日、同じような時間が流れて。でも外の世界ではみんなそれぞれ動いてる。自由に」
「……うん」
「私だけ、同じところにずっといて、グルグル回っているだけだった」
「わかるよ、オレもそうだったから」
幸人くんは静かにそう言ってうなずいた。
「学校、楽しいって思うようになったんだ。小谷さんや安藤さん、石森くん、桃川さんや三木さんや衣装係のみんなと話せるようになれた」
「うん」
「それに幸人くんがいてくれるから」
私は幸人くんを見た。
キリッとした目が、私を見ている。
「どんな夢見てたの?」
「メリーゴーランドの夢」
私は夢の内容を話し出した。
「それって、なんか寂しい夢だな」
幸人くんは遠慮がちに呟く。
「不登校の頃みたいだなって、夢の中で思ってた。ずっと家の中で毎日毎日、同じような時間が流れて。でも外の世界ではみんなそれぞれ動いてる。自由に」
「……うん」
「私だけ、同じところにずっといて、グルグル回っているだけだった」
「わかるよ、オレもそうだったから」
幸人くんは静かにそう言ってうなずいた。
「学校、楽しいって思うようになったんだ。小谷さんや安藤さん、石森くん、桃川さんや三木さんや衣装係のみんなと話せるようになれた」
「うん」
「それに幸人くんがいてくれるから」
私は幸人くんを見た。
キリッとした目が、私を見ている。



