「ね、葵ちゃん。ちょっとお手洗い、ついてきてくれない?」
私はうなずき、ふたりで部屋を出る。
お手洗いの中の手洗い場の前で小谷さんは立ち止まり、
「ごめん、本当は話があるんだ」
と私を見つめた。
「何?」
「葵ちゃんが、横峯くんと本当に付き合ってないなら……」
小谷さんはそこまで話してうつむいた。
「私、好きでいていいのかな」
小谷さんはそう言って顔を上げる。
「横峯くんのこと、好きでいてもいい?」
私は何て言っていいのかわからず、ただ小谷さんを見つめてしまった。
小谷さんが、幸人くんを好き?
あれ?
これって何か……、あの時と似ている?
目の前に桜井さんの顔が浮かんだような気がした。
私はうなずき、ふたりで部屋を出る。
お手洗いの中の手洗い場の前で小谷さんは立ち止まり、
「ごめん、本当は話があるんだ」
と私を見つめた。
「何?」
「葵ちゃんが、横峯くんと本当に付き合ってないなら……」
小谷さんはそこまで話してうつむいた。
「私、好きでいていいのかな」
小谷さんはそう言って顔を上げる。
「横峯くんのこと、好きでいてもいい?」
私は何て言っていいのかわからず、ただ小谷さんを見つめてしまった。
小谷さんが、幸人くんを好き?
あれ?
これって何か……、あの時と似ている?
目の前に桜井さんの顔が浮かんだような気がした。



