「いいの、大丈夫」
私は出来るだけ落ち着いた声で言った。
「あの動画、消してもらってホッとしているのは私も同じだから」
小谷さんは少し考えて、
「まぁ、確かに。気持ちのいい動画じゃ決してないしね」
と無理やり自分を納得させるように言う。
「でも驚いた……、葵に電話したら桜井の怒鳴り声が聞こえてくるから」
幸人くんがそう言うと石森くんが、
「よくあの公園の前にいるってわかったな?」
と不思議そうに聞いた。
「葵の家までの道を走ってただけだよ。帰り道のどこかかなって思って」
「越野さんも誘おうって話してたんだ。駅について横峯くんが電話してくれてさー。そしたら血相変えて走り出すからビビったし」
そう言ったのはいつも小谷さんと一緒にいる、安堂さんだった。
私は出来るだけ落ち着いた声で言った。
「あの動画、消してもらってホッとしているのは私も同じだから」
小谷さんは少し考えて、
「まぁ、確かに。気持ちのいい動画じゃ決してないしね」
と無理やり自分を納得させるように言う。
「でも驚いた……、葵に電話したら桜井の怒鳴り声が聞こえてくるから」
幸人くんがそう言うと石森くんが、
「よくあの公園の前にいるってわかったな?」
と不思議そうに聞いた。
「葵の家までの道を走ってただけだよ。帰り道のどこかかなって思って」
「越野さんも誘おうって話してたんだ。駅について横峯くんが電話してくれてさー。そしたら血相変えて走り出すからビビったし」
そう言ったのはいつも小谷さんと一緒にいる、安堂さんだった。



