「小谷さんと橘先生と、少しだけ話したんだよ」
と報告すると幸人くんは、
「……小谷?」
と言って目を閉じ、考えはじめた。
「やばい、覚えてない」
申し訳なさそうな顔をしている。
翌日もその翌日も、私は登校した。
学校に行っても幸人くん以外の人とは話すことはなかった。
でも幸人くんがいてくれるおかげで、休みの時間にひとりじゃないことにとても救われていた。
体育祭の練習はすぐに終わるけれど、幸人くんを待って一緒に下校した。
ずっと家の中にいたことで体の筋力が衰えている実感はあったけれど、休まずに登校しようと思った。
登校と下校だけで筋肉痛になってしまっても、何となく気だるくて学校に行きたくなくても、エイッと体を起こして学校に行った。
日は過ぎていき、あっという間に体育祭当日になった。
と報告すると幸人くんは、
「……小谷?」
と言って目を閉じ、考えはじめた。
「やばい、覚えてない」
申し訳なさそうな顔をしている。
翌日もその翌日も、私は登校した。
学校に行っても幸人くん以外の人とは話すことはなかった。
でも幸人くんがいてくれるおかげで、休みの時間にひとりじゃないことにとても救われていた。
体育祭の練習はすぐに終わるけれど、幸人くんを待って一緒に下校した。
ずっと家の中にいたことで体の筋力が衰えている実感はあったけれど、休まずに登校しようと思った。
登校と下校だけで筋肉痛になってしまっても、何となく気だるくて学校に行きたくなくても、エイッと体を起こして学校に行った。
日は過ぎていき、あっという間に体育祭当日になった。



