そう考えるともやもやしてきた。
私だけじゃないかもって思うと悲しくなった。
もちろん不安になる要素はない。
それでも、不安になってしまうのだ。
「りり?」
私は玲音の服の裾を掴んだ。
「…………玲音のいいとこ知ってるのは私だけだよね?」
玲音は大きく目を見開いてから、うつむいた。
変なこと言っちゃったかな。
「やっぱお前だわ」
「ん?」
「心配しなくていいよ。俺のこと分かってるのはお前だけだから」
そう聞けて嬉しかった。
安心した。
私だけじゃないかもって思うと悲しくなった。
もちろん不安になる要素はない。
それでも、不安になってしまうのだ。
「りり?」
私は玲音の服の裾を掴んだ。
「…………玲音のいいとこ知ってるのは私だけだよね?」
玲音は大きく目を見開いてから、うつむいた。
変なこと言っちゃったかな。
「やっぱお前だわ」
「ん?」
「心配しなくていいよ。俺のこと分かってるのはお前だけだから」
そう聞けて嬉しかった。
安心した。



