幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。

お皿を洗い終わり、自分の部屋へ戻ろうとした。

階段を上がっていると

「りり」

と玲音に呼ばれたので、玲音の部屋に行った。

「ありがとな」

「ううん。玲音の役に立てるなら何でもいいよ」

「我慢だけはするなよ」

「うん」

玲音に頭を撫でられた。

温かくて気持ち良くて安心した。

玲音はこういうこと誰にでもするのかな。

玲音はスクールカースト上位だから可愛い女の子も寄ってくるだろうな。