「……りりっ!!」

玲音が部屋に入ってきた。

今、恋だって自覚したから玲音の方見れない。

「来ないで……」

玲音は私の言葉を無視して、私の前に来た。

「あのなぁ、普通に考えろよ。俺はりりのこと、いつ食料だって言った?」

そんなこと、言ってない。

「それにさ、俺は幼なじみのままで終わりたくないから」

それってどういう………?

「だからさ、今から話すこと落ち着いて聞いてくれる?」

私はコクりと頷いた。

玲音が話し出そうとした瞬間、いきなり倒れてしまった。