幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。

家に帰るとなぜか家族全員が揃っていた。

そうか、これは仕組まれてたんだ。

なんだか悔しかった。

リビングに行くと玲音のお母さんとお父さんがソファーに腰かけていた。

お母さんとお父さんも居て、一緒にテレビを見ていた。

「何してるの?」

「あなたたちを待ってるのよ」

丁度、玲音が来た。

すると、ソファーに座っていた皆が椅子に座った。

私もなんとなく空いていた椅子に座った。

玲音は私の隣の椅子に座ったため、結婚の挨拶のような感じになった。