何を言うかなんて決めてなかったけど、言葉はすぐに浮かんできた。
「私のことはいいの、心配しないで。玲音は私のこと好きにしていいから!だから、私の血を吸って下さい」
玲音はなぜか笑っていた。
まさか…………。
「騙してごめんね?りり以外の奴の血なんて飲む気ないよ。絶対ない。どうしても、りりの了解を貰わなきゃいきなかったんだ」
「だからって騙さなくてもいいじゃん!」
「こうでもしないと本音が聞けないだろ?」
玲音は一枚上手のようだ。
そういえば了解って何のことだろう。
「もう好きにして」
「じゃ、帰るぞ」
「授業は?」
「サボる」
はあ?
混乱していた私をよそに玲音は帰る用意をしていた。
まあ、いいけど。
抵抗など出来ないと分かっていた私は玲音についていくことにした。
「私のことはいいの、心配しないで。玲音は私のこと好きにしていいから!だから、私の血を吸って下さい」
玲音はなぜか笑っていた。
まさか…………。
「騙してごめんね?りり以外の奴の血なんて飲む気ないよ。絶対ない。どうしても、りりの了解を貰わなきゃいきなかったんだ」
「だからって騙さなくてもいいじゃん!」
「こうでもしないと本音が聞けないだろ?」
玲音は一枚上手のようだ。
そういえば了解って何のことだろう。
「もう好きにして」
「じゃ、帰るぞ」
「授業は?」
「サボる」
はあ?
混乱していた私をよそに玲音は帰る用意をしていた。
まあ、いいけど。
抵抗など出来ないと分かっていた私は玲音についていくことにした。



