キャップを開けながら振り向く園田雪に、なんとなく、敵意を向けられているような気がした。
「……岩本さんは、どれだけ僕が好きな人の心を奪えば気が済むんです?」
ゆっくりと私をとらえたその目には、憎しみがこもっているように思った。
アイツと、真司のことを言っているのだろう。
そういうつもりはないと言い訳じみたことを言うのも、謝るのも違うような気がして、言葉に詰まった。
園田雪は右手で遊ばせているキャップを見つめている。
「みんなが普通に異性を好きになるのは理解しています。でも、フミ君も真司さんも岩本さんを好きでいた。こんな偶然ってあります?」
園田雪の苦しそうな笑みに胸を締め付けられるが、それは私が聞きたい。
私のどこがいいのか、私が一番知りたい。
「……園田さんは、どうやって相手を振り向かせているんですか?」
ふと気になって、園田雪にこんなことを聞いたことに、自分でも驚いた。
園田雪は一瞬目を見開くと、私を睨んできた。
「バカにしてますか」
「え……」
「僕の恋愛対象が同性で、簡単に実らないからどうしているかを聞いて、バカにするつもりなんでしょう?」
そう思われても仕方ないことを聞いたと思う。
だけど、そんなつもりで聞いたわけじゃない。
「園田さんに恋愛の仕方を聞きたいと思っただけです。私は、同性愛が悪いとは全く思いません」
「……岩本さんは、どれだけ僕が好きな人の心を奪えば気が済むんです?」
ゆっくりと私をとらえたその目には、憎しみがこもっているように思った。
アイツと、真司のことを言っているのだろう。
そういうつもりはないと言い訳じみたことを言うのも、謝るのも違うような気がして、言葉に詰まった。
園田雪は右手で遊ばせているキャップを見つめている。
「みんなが普通に異性を好きになるのは理解しています。でも、フミ君も真司さんも岩本さんを好きでいた。こんな偶然ってあります?」
園田雪の苦しそうな笑みに胸を締め付けられるが、それは私が聞きたい。
私のどこがいいのか、私が一番知りたい。
「……園田さんは、どうやって相手を振り向かせているんですか?」
ふと気になって、園田雪にこんなことを聞いたことに、自分でも驚いた。
園田雪は一瞬目を見開くと、私を睨んできた。
「バカにしてますか」
「え……」
「僕の恋愛対象が同性で、簡単に実らないからどうしているかを聞いて、バカにするつもりなんでしょう?」
そう思われても仕方ないことを聞いたと思う。
だけど、そんなつもりで聞いたわけじゃない。
「園田さんに恋愛の仕方を聞きたいと思っただけです。私は、同性愛が悪いとは全く思いません」



