この患者様は狩りをしていたのだろう。

傷を見ると毒蛇に噛まれたような跡がある。それもただの毒蛇ではない、蛇の中の王様だ。


身体中が紫色に染まってきている。
普通なら絶対にもう治ることはない、けれど....


「もう一度チャンスを与えて下さい。そしてこの者が再び勇気を取り戻し精進するよう願う」

この人は貧しくて家族を助けるため、食料を調達していただけ。たまたま蛇を踏んでしまった。


そしてこんなはめに...


「う、うぅ....私は...」

「もう大丈夫よ。あなたの家族が森であなたが倒れているのを見つけ出しここへ。症状は治ったわ。あなたの家族が待っている。」


「ありがとうございます!なんてお礼をしたら....



「いいのよ、家族を幸せに導いてあげて。あなたなら出来る、私には分かる。1つ助言するなら、得意な物作りを生かし下町で小さなお店で良い、商売してみて。じゃあいつかまた会えると良いわね。」