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ハッと息を飲んで跳ね起きた。


あたしはいつの間にか自分の部屋のベッドの上に居て、窓から朝日が差し込んできていた。


「え……?」


自分の体を確認してみると、しっかりパジャマを着ている。


でも、昨日の出来事はしっかり覚えていた。


1人になるのが怖くて、スマホを持ってお風呂に入ったんだ。


体が温まって少し安心したときシャワーを浴びた。


だけどその水は全然暖かくならなくて、気が付けば、緑色の水と長い髪の毛が流れ出ていたのだ。


それから先の記憶はプッツリと途絶えている。


あたしは頭をふってからスマホを確認した。


スマホのメッセージを開いてみると、昨日の美奈とのやりとりが残されている。


しかし、あたしが気絶してしまったためメッセージは途切れたままだ。