足はつかず、水は緑色で目を開けることもできない。


ただ苦しくて必死に首を左右に振ってもがくことしたできない。


そんな中、腕の中の赤ん坊が大きな声で泣き出した。


アアアアアアアアアアア!!


それは、貯水池であたしたちが聞いた、あの声にそっくりだった……。