氷点下できみを焦がしたい




「……座れよ」


いつまでも隣に突っ立っている私に永遠くんがそう言うから、恐る恐る、永遠くんより少し離れたところに座る。


わざわざ人ひとり分くらい空けて座ったら、永遠くんは不機嫌そうに眉をひそめて。


それから、ぶっきらぼうに立ち上がって、私の真隣に移動して座った。


トン、と触れた肩に恥ずかしいくらいビクッとしてしまって、心臓が跳ねて、ドキドキして、うれしくて、くるしくて。近い。



「……莉緒ちゃんは、」

「真緒と一緒にいる」

「行かなくていいの……?」

「いい」

「でも、」

「うるせー。莉緒の話ばっかすんな」

「……だって」