氷点下できみを焦がしたい



ドキドキしながら外に出てみたら、真っ青な空が広がっている。

下にある校庭からは、楽しそうなみんなの声が聞こえてくる。


フェンスに寄りかかってぼーっとみんなの様子を眺める。



……なんで、私の当番だったのに永遠くんはずっと一緒にいたんだろう。

なんで、莉緒ちゃんのところに行かなかったんだろう。


さっき、何を言おうとしたんだろう。



……ああ、だめだ!

なんでこんなに苦しいのに、意味のない期待ばっかりしてしまうんだろう。



好きに、ならなければよかった。


永遠くんのこと何も知らないで、憧れてるだけの時の方がよっぽど楽しかった。


……生徒会の手伝い、辞めちゃったら楽なのかなぁ。


こんなに苦しい思いするなら、近くにいたくない。

それでも一緒にいたいと思ってしまう、未練がましい自分が嫌だ。


じわりと目に浮かぶ涙。

なんで、なんで、なんで永遠くんなんだろう。男の子なんてたくさんいるのに。なんで……?