氷点下できみを焦がしたい



「……大丈夫?羽瑠ちゃん」

「真緒くん……大丈夫!超元気!」



無理して笑ってみせたけれど、真緒くんは困ったように眉を下げた。



「羽瑠ちゃん、休憩しててもいいよ。随分1人でやらせちゃったみたいだし、今日全然遊んでないでしょ」

「……ううん、いい。暇になったら色々考えて落ち込みそう」

「そっか……よし、文化祭終わったら3人で焼き肉でもいこうぜ!永遠の奢りで」

「あはは、いいね」



やっと少し笑った私を見て少しほっとしたような真緒くん。気を遣って笑わせてくれて、優しい人だなぁ。


2人で食販のチェックを終わらせて、菜乃ちゃんも合流して3人で焼きそばを食べた。

手伝わせちゃってごめんねって、真緒くんが2人分奢ってくれた。


それからしばらく菜乃ちゃんと文化祭を回った後に、パンフレットの当番に向かった。