氷点下できみを焦がしたい






「俺もすげえ好き」





耳元で囁かれて、ぴくっと肩が揺れる。
吐息が耳にかかって、ドキドキが止まらない。




「俺のこと、嫌になったと思ってた」


「遊園地で、ごめんね。莉緒ちゃんを傷付けちゃうとか、永遠くんの大切な人は莉緒ちゃんじゃないのかとか、いろいろ考えたらわからなくなっちゃって……」



「こっちこそごめん」


「朝、笹木さんって言われたのも、そういうのじゃないって言われたのも、思ったよりすごく悲しくて……、遊園地でのこともきっと永遠くんをすごく傷付けちゃったんだなって、後悔した」


「羽瑠はもう、俺を好きじゃないって、思ったから」



永遠くんのかすれた声。
抱きしめてくれる腕が、少し強くなる。