氷点下できみを焦がしたい






「ずっと好きだったの。王子様だと思ってた時よりも、本当の永遠くんを知ってからの方が、大好きになったの」




話しているうちに涙が堪えられなくなって、暖かい雫が頬を伝う。



「他の誰かを傷付けても、永遠くんのこと、誰にも渡したくないの──…」




ああもう最近、永遠くんの前で泣いてばっかりだ。




「──それ、本当?」





永遠くんの目が、まっすぐに私を射抜く。
私もまっすぐに、永遠くんの瞳を見つめ返す。


 
「本当、ぜんぶ」





永遠くんの眉が下がって。
優しげな垂れ目が細くなって。

私の大好きな顔で微笑んで。



それから永遠くんの腕が、私の体を包み込んだ。

永遠くんの匂いが、優しく私を抱きしめる。