氷点下できみを焦がしたい




永遠くんの、匂いがする。
大好きな永遠くんの香りに包まれて、なんだか泣きそうなくらい胸がいっぱいになった。



「……先生いないのかよ」




重かったはずなのに軽々と私を保健室まで運んでくれた永遠くんは、宝物を扱うみたいにそっとベッドに私を座らせてくれた。



「お前、顔も赤いし熱もあるだろ。
先生呼んでくるから待ってろ」




顔が赤いのは、永遠くんのせいなんだけど。



出ていこうとする永遠くんのジャージの裾を、くい、と掴む。

驚いたように、振りかえる永遠くん。
絡まる視線。





「……目、久しぶりに合った」



永遠くんの瞳に私が映ってる。
それだけで泣きそうになってしまうくらい嬉しくて、頬が緩んだ。