氷点下できみを焦がしたい



でも、永遠くんにとって莉緒ちゃんが1番大切な人なら、仕方ないよね。





永遠くんになにをしてほしいわけじゃない。

ただ、笑っててほしい。

王子様みたいな作り笑顔じゃなくて、王様みたいな笑顔でいい。私をバカにしたみたいな、呆れたみたいな笑顔でもいい。

"本当の永遠くん"で笑ってくれたら、それでいい。


それがもし、私の隣だったらなんて幸せなんだろうって、思ってしまっただけ。

たったそれだけなんだよ。



莉緒ちゃんみたいに、永遠くんがいなきゃ生きていけないなんて思わない。

永遠くんがいなくたって、私は普通に生活していける。


ただ、きみに出会う前ときみを知った後とでは、世界がずっとキラキラして見えて、生まれ変わったみたいに楽しいんだよ。