氷点下できみを焦がしたい



「ねえ永遠、このカチューシャお揃いでつけようよ」

「嫌だよ、耳なんて」

「えー、じゃあこのサングラスでいから!」



莉緒ちゃんのお願いに押されて、永遠くんは渋々、キャラクターの形のサングラスをかけた。

何をしても格好いいし、莉緒ちゃんも何をしても可愛いなあ。



「2人もつければ?」

と永遠くんに言われたけれど、莉緒ちゃんが


「永遠と2人でお揃いがいいのに…」としょんぼりしていたのでやめておいた。


永遠くんと莉緒ちゃんがあまりにも仲良しなので、ちょっと寂しくなってくる。

まあ、客観的に見れば莉緒ちゃんが一方的に積極的な感じもするけど、冷たい永遠くんがそれを許してるってだけで、2人の間にどれだけの愛情があるかなんて明らかだった。



「羽瑠、何か乗りたいのある?」




だから、永遠くんがわざわざ私に話しかけてくれるだけで、泣きそうになってしまうくらい嬉しかった。