氷点下できみを焦がしたい



「い、いいよ……」



ああ、言ってしまった!
本当は永遠くんとふたりがよかったのに、ばか……。

だけどこの莉緒ちゃんのおねだりを断れる人がいるなら見てみたい。


「……いいのかよ」


永遠くんが怪訝な顔で私を軽く睨む。
だ、だって……と口籠る私に、

「お人好し」

と呆れたように笑った。


その笑顔だけで、十分かもしれないなぁ。





……そんなわけで、永遠くん・真緒くん・莉緒ちゃん・私という4人で遊園地に行くことになってしまった。

楽しみだけど、ちょっと怖い。

莉緒ちゃんと永遠くんが仲がいいのは知っているから、それを間近で見てショックを受けてしまいそうで、不安だ。