氷点下できみを焦がしたい








日曜日。

約束した待ち合わせ場所である駅に着くと、永遠くんはまだいなかった。
なぜなら私が張り切って20分前に来てしまったから。


駅の前に立って、ガラスに映る自分の服を確認する。
白地に花柄のワンピース、ヒールのサンダル。

髪もいつもより丁寧に巻いたし、新しく買ったピンクブラウンのアイシャドウも使ってしまった。


ドキドキしながら待っていると、約束の時間の5分前に、改札から永遠くんが出てきた。

買い出しの時も思ったけれど、私服の永遠くんは大人っぽくて、目立つ。
通りかかった女の子たちがちらちらと永遠くんを見ているのがわかる。