氷点下できみを焦がしたい




「……私、部屋にいない方がいい?
リビングとかにいようか?」



人がいると寝付けないかもしれない。
何となくだけど、永遠くんってそういう人な気がする。


そう思って聞けば、永遠くんは私の手首を緩く掴んだ。



「え……」

「……行くな」


ずるい。
きゅんって、しちゃったじゃないか。


「……いていいの?」


こくん、とうなずく永遠くん。
なんか子供みたいで可愛い、どうしよう…。



「こっち」


永遠くんに掴まれたままの腕を引かれて、体がぐらりと傾く。

え、と呟いた時には、布団の中に引き込まれていた。



目の前には永遠くんの体。
布団も、目の前の本人も、永遠くんの匂いでいっぱい。


ドクン、と心臓が飛び跳ねる。



「と、永遠く……!?」

「抱き枕は大人しくして」



理不尽なことを言われて、ぎゅうっと胸に閉じ込められてしまう。


ドクン、ドクン、と心臓が鳴ってる。



いくら熱があるからって!やりすぎだよ永遠くん!こんなのだめじゃないの!?


1人で慌てていたけれど、永遠くんはなんだか落ち着いていて。