「仕事早いしいい仕事するのは、俺の下半身もなんだけど。

おっと違うな、早くはないか。
じっくり丁寧に時間をかけていい仕事する自信はあるんだけどな」

「もう、ばか…」

ゆっくり近づく顔にそっと目をふせ、大きな背中に両手をまわす。

「そんなにいうなら試してよ…。
いい仕事してくれないと何度でもダメだしするんだから…」

「まかせとけ。
期待に添える自信あるから」

重ねられた唇から熱が私の口内にそそぎこまれそれを合図に長くて熱い夜が更けていった。