恋色に染まっていく

「好き。大好きだから……、涼ちゃんの彼女になりたい」

涼ちゃんは
「オレだって」
と呟いた。
涙声のように聞こえて、ドキッとする。

「オレだって桃ちゃんのこと、大好きだよ。これからだってずっと隣にいたい」

涼ちゃんの目がキラキラ光りはじめた。

「……泣かないでよ」

「ずっと心の真ん中にあった気持ちが、届いたんだもん」
笑いながら、涼ちゃんは泣いている。
それを見て私もまた涙があふれてきた。

信じてもらえたんだ、私の気持ち。

お互いに自信がなかったけど。
お互いの告白もはじめは信じられなかったけど。

今は涼ちゃんの気持ち、信じられるよ。

ちゃんと自分の言いたかった言葉で告白して、私は分かった。

私の涼ちゃんへの気持ちは、きっと誰にも負けない。
この気持ちだけは自信があるんだ。

この恋が私にひとつの自信をくれるんだ。


「桃ちゃんのこと、ギュッとしたい」