あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
(2020年1月)

思い返せば、去年のお正月は主人の実家にも私の実家にも帰省せず(共に遠方)、結婚して初めて、主人と2人、自宅で新年を迎えました。いやー、自宅で観る紅白歌合戦の、新鮮なこと新鮮なこと。
というのも、去年の今頃は絶賛つわりの真っ最中。
加えてインフルエンザの大流行で、人混みを歩くのも憚られたからです。旅行なんて、とんでもない。

なんや色んな制限からフリーになった途端に妊娠したもんだから、またもや制限だらけの生活に戻ってしまったじゃないかちくしょう!!、、、と、思ったとか思わなかったとか(いやめっちゃ思った)。嬉しい悲鳴なんですけどね。

多くの妊婦が経験するこのツワリにも、色んなタイプがあるらしい。代表的なものは、胃が空になると気持ち悪くなる「食べづわり」と、胃にものが入ると気持ち悪くなる「吐きづわり」。
わたしは、この両方が絶妙にブレンドされた感じの「食べても空腹でもどっちも気持ち悪い」タイプでした。どうしよう逃げ場がない(笑)。空腹時と満腹時の、気持ち悪さの質が違うんですよね。違うんですけど、気持ち悪いことに変わりはないので、なんかもう、日がな一日横になってました。幸い、実際に吐くところまでは行かなかったんですが、オエッと嘔吐く(えずく=吐き気を催す)事が多かったかな。
もうね、全然食欲が湧かないんです。でもお腹は空く。
仕方ないので、食べられるものだけ、食べてました。果物と、白いご飯と、ヨーグルトで生き延びた感じです。基本的に、揚げ物、炒め物、肉、魚、パンはダメでしたねー。

でもこれ、段々分かってきたんですが、日によって体調に差があって、調子の良い日は香辛料の効いたエスニック料理も食べられるのに、ダメな日はただの水も気持ち悪いんです。(何故だ!)
で、それは当日になるまで、もっと言えば、その日その時間、その料理を前にするまで、行けるのか行けないのか全く分からない。予想が出来ない。対策も立てられない。ああ、たちが悪い。
不思議ですよね、人間の体って。

さて、妊娠と同時に自分がそんな状態になるなんて予想もしていなかった私は、表紙に書いた通り、この時期にコンサートの予定を入れまくっていました。(…詰んだと思った)

迫りくる吐き気!
迫りくるステージ!
迫りくる終電!(笑)。

そんな模様は、次回に。
娘が起きたので今日はこの辺りで。

皆さま、お正月の疲れが出る頃かと思います。
ごゆるりとお過ごしくださいませ。