幼馴染





「じゃあな。」



「ばいばーい。



下駄箱の所で駿ちゃんとは別れ、教室へ向かう。



一年生と三年生の教室は反対側の校舎。



だから学校内ではほとんどすれ違うことはない。



会うとすれば、食堂とか、校庭とか、中庭くらいかな。



「風羽〜おはよ〜。」



「雪ちゃんおはよう。今日も朝練?」



「うん、大会前だからね。朝からキツイわー。」


「そうなんだ。大変だね。」




雪ちゃんは高校になって初めてできたお友達。



バレー部に入って、毎日練習に励む頑張り屋さん。



背が高くて、美人で、優しくて。



みんなに慕われている。