不機嫌な彼と恋のマジックドライビング

「こ、うだ、さん…」

三度目のキスは激しくて、長くて…浸入してきた彼の熱に私は驚いて、香田さんの胸を叩く。

「んっっ、いやっ…!」

もがいた私に冷静さを取り戻した香田さんが顔を離して

「ごめん…」

と謝りすぐに私の顔を自分の胸元に押し付けた。

「顔…エロすぎ…。エロ可愛いい…。
明莉、可愛いすぎ。このまま、連れて帰りたい…」

あぁダメだ。
滅多に見れないツンデレのデレが全開の香田さんに私はもはやメロメロだ。

そんな香田さんの頭を背後から片瀬さんがはたいた。