……………えっ?
「さっき部屋に戻る途中でバッタリ会ってさ、ちょっとサプライズば仕掛けようぜってことになったとさ」
「上尾が先に行って電気を消す。その後いっときしてから俺達が行って電気ば点けるっていうドッキリけど、大成功~!!」
嘘……それって涼介くんが私に、するためにってこと!?
友也は、知ってたの?
だからさりげなく立って場所を移動したっていうの……?
そんな……どうして……。
「あっ、あたしっ!……やっぱり部屋に帰る。有紀たちが戻っとるかもしれんし。京子、真実、ごめんけどお先に」
まだ頭が混乱しているのに、これ以上この部屋にいるなんて無理。
一刻も早くこの場を離れたかった。
友也の顔も、涼介くんの顔も見ることなんて出来なかった。
素早く帰る宣言して、さっさと部屋を出て自分たちの部屋に向かう。
「待ってよ明日美!私たちも帰るってば!!」
「ちょっと!二人とも早か~!」
京子と真実があとを追ってきた。
二人とも私の異変に気が付いたかもしれないけど、何も聞かずにそっとしておいてくれた。
ありがとう、そして何も言えなくてごめんね。
翌日のスペースワールドでは、みんな旅行の疲れを物ともせず大はしゃぎで、大変な盛り上がりようだった。
私はというと、とてもはしゃいで回るような気分ではなく、友達に心配させないように元気にふるまってたつもりだけど……。
実際にはどうなんだろう?ちゃんといつも通りだったかな私。
どうしても、昨日の夜の出来事が頭から離れない。
あのキスは一体誰が?
友也だと思ったし、友也だったら嬉しいんだけど……。
あの時私の隣にいたのは、涼介くんだった。
あの場にいることに耐えられなくなった私は、逃げるように部屋から出て行ってしまったし、結局真相は謎のままだ。
考え事しながらいつもの癖で唇に触れてしまう。
この唇に触れたあの唇の持ち主は…………誰なの?
「明日美、京子、ごめん!ちょっとだけ別行動とってもよか?」
真実が手を合わせて拝むポーズで私たちに頭を下げた。
「実は、町田くんとちょっと……」
「さっき部屋に戻る途中でバッタリ会ってさ、ちょっとサプライズば仕掛けようぜってことになったとさ」
「上尾が先に行って電気を消す。その後いっときしてから俺達が行って電気ば点けるっていうドッキリけど、大成功~!!」
嘘……それって涼介くんが私に、するためにってこと!?
友也は、知ってたの?
だからさりげなく立って場所を移動したっていうの……?
そんな……どうして……。
「あっ、あたしっ!……やっぱり部屋に帰る。有紀たちが戻っとるかもしれんし。京子、真実、ごめんけどお先に」
まだ頭が混乱しているのに、これ以上この部屋にいるなんて無理。
一刻も早くこの場を離れたかった。
友也の顔も、涼介くんの顔も見ることなんて出来なかった。
素早く帰る宣言して、さっさと部屋を出て自分たちの部屋に向かう。
「待ってよ明日美!私たちも帰るってば!!」
「ちょっと!二人とも早か~!」
京子と真実があとを追ってきた。
二人とも私の異変に気が付いたかもしれないけど、何も聞かずにそっとしておいてくれた。
ありがとう、そして何も言えなくてごめんね。
翌日のスペースワールドでは、みんな旅行の疲れを物ともせず大はしゃぎで、大変な盛り上がりようだった。
私はというと、とてもはしゃいで回るような気分ではなく、友達に心配させないように元気にふるまってたつもりだけど……。
実際にはどうなんだろう?ちゃんといつも通りだったかな私。
どうしても、昨日の夜の出来事が頭から離れない。
あのキスは一体誰が?
友也だと思ったし、友也だったら嬉しいんだけど……。
あの時私の隣にいたのは、涼介くんだった。
あの場にいることに耐えられなくなった私は、逃げるように部屋から出て行ってしまったし、結局真相は謎のままだ。
考え事しながらいつもの癖で唇に触れてしまう。
この唇に触れたあの唇の持ち主は…………誰なの?
「明日美、京子、ごめん!ちょっとだけ別行動とってもよか?」
真実が手を合わせて拝むポーズで私たちに頭を下げた。
「実は、町田くんとちょっと……」



