「俺のお姫様は何か隠している様子だね?」
「っな、何言ってるんですか…っ!」
冷静に言い返そうと思っても、この状態のせいで、うまく頭が回らない。
「智紘先輩っ…、は、離してください…!」
「俺から逃げようとする悪いお姫様がいたからねぇ。捕まえちゃったよ」
「い、意味分かりませんっ…。」
……な、何、これ…。
普通に抱きしめられてるよりもドキドキするんだけど…っ
「でー、俺のお姫様は何を隠してるのかな?」
「なっ、何も隠してません! なので早く離れてください…!」
「へぇ。俺に隠し事をしようなんて、いい度胸してるね、春香ちゃん。」
「隠し事なんてそんな……っ」



