先輩、これって恋ですか?


チャイムが鳴り授業が終わると真っ先に中庭へ向かう。──と、女の子数人が、わたしたちがいつもお昼を食べていたテーブルを囲んで何かを話している様子だった。



「…なにあれ…。」



っていうか、どうしたんだろう。


遠くてはっきりとは見えないけど、明らかにわたしよりも大人で綺麗な感じの人たちばかりで、なんだか近づけないオーラみたいなのを感じる。


それに、智紘先輩の姿もないし…。


いつもならすでに来て座って待ってるはずなのにおかしいなぁ…。


ただ遅れてるだけ?

それとも別の理由が…?


あの場所で待つにしてはさすがに無理があるというか、あの中に入って行く勇気がない…。

だって明らかに同級生っぽくないし。



もう少し近づいて見てみようと思い、一歩踏み出そうとした───