「お兄ちゃんが大人しくしていれば、これは使わないよ?大丈夫、部屋から出られなくてもお兄ちゃんのお世話は私がするから。ご飯も作るし、汗をかいたら体を拭いて、トイレに行けないからオムツに替えてあげるから」 「い、嫌だ」 怯えるお兄ちゃんを愛おしく思い、私は告白する。 「お兄ちゃん、愛している(側にいたい)の。だからお兄ちゃん、愛して(側にいて)ね」