【完】今日もキミにドキドキが止まらない




こんな毎日もう嫌だ……。
周りを気にして声を潜めて、顔色を伺う。


もっと子供の頃は明るい子だったと思う。

冗談ばかりを言って家族や友達が笑ってくれた。


一軍も二軍もない。

他愛ない会話で友達と笑い合う。

それだけで毎日があんなに楽しかったのに。




中学に入ってからは女子のグループが自然と構築されていって、同じ種類の人同士が集まっているように思えた。


以前は声をかけてもらったグループで行動することがあったけれど、居心地は正直なところあまりよくなかった。



「トイレいこ?」と、誰かがそう言えばみんなでトイレに行く。


「自分がいないところでなにか言われてたらやじゃん?」



だから、行きたくなくてもついていく。