* * * ふわふわした気持ちのまま授業を受けて昼休みを迎えた。 「いつまでデレデレしてんの!ドキドキさせるなんて、全くどの口が言ったんだか?」 いっちゃんからキツい指摘を受けた私はハッと夢から覚めたように自分を奮い立たせる。 そうだ、ダメダメ……っ。 このままじゃなんのためにドキドキ宣言をしたんだって話しだ! 次の作戦を実行するべく、私はお弁当を持って戦場……ではなく特進科へと向かった。